情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
48時間更新なら、明日スタートでもよかっちゃなかとね?
おいは木曜でも金曜でもよかばい。
今日はこんなん採れたとさ。
つ【タコ】
薄造りにしてポン酢ともみじおろしで、どげんね?
焼酎ば飲みたくなるとさ。
>>ロザリー
ブルブルッ
パトラッシュはタオルをくわえたまま走り出す。
ワヴ!ワヴ!
>>マイルズ
わうー(やれやれ)
こそこそ...
パトラッシュは秘密の洞穴にマイルズを案内する。
村に伝わる秘密の儀式。
村では航海の安全を祈願し、贄をささげていた。
箱入り娘ロザリーは生贄の為だけに育てられてきた。
村の外にでてはならない。村以外の新しい世界を知ってしまえば、生贄になることをためらってしまう。村の人間はそう考え、ロザリーを箱入り娘として育て上げた。
代々生贄の儀式を取り仕切っていたのは神父エドガーと遺跡の巫女クローディアだった。
エドガーとクローディアとの間には確執がある。
クローディアは先代の生贄候補だった。
万が一箱入り娘が生贄としてささげられないときの代役だった。先代の箱入り娘は村を逃亡した。クローディアに白羽の矢が立ったのだ。ただの肩書だ、実際にお前がすることにはならん、と言い聞かされて巫女を務めてきたクローディアは呆然とした。「お父さん、助けて」
彼女に手を差し伸べるものはいなかった。
今回箱入り娘の役を仰せつかっているのがロザリーだ。
彼女もまた、村人の打ち合わせのもとで、生贄になるべくして生まれ、生贄になるべくして育て上げられてきた。
万が一の候補にはナターシャが名指しされていた。
ナターシャは先代のトラブルを知っているので、ロザリーと仲良くしようと努めた。そして、なんとか、ロザリーに村の外を知る機会がないよう、気を配った。
やってきたのが古書商人シャロンだった。
古書商人シャロンはロザリーに外の世界を知らせるきっかけとなった。
ロザリーは本が嫌いだ。けれども、村の外を知るためならば、不思議と苦にはならなかった。
古書をシャロンに読み聞かせてもらうロザリーにナターシャは焦りを覚えていた。
ロザリーの父は複雑な思いで二人の動向を見守っていた。
修行僧マイルズは各地を旅し、得を積んで回っている。
それが、僧として課せられた使命だった。
マイルズはこの村の存在を旅先でシャロンから聞いた。
「生贄だと? そんなものなんにもならんわ」
マイルズが村に立ち寄ることを決めた瞬間だった。
悪しき慣習はやめにせねばならない。
人の命一つで償えるほど「自然」や「運命」の大きさは軽くはない。また、そのようなことのためにいたずらに命を奪うことほど、業の深いものはない。
田舎漁師スティーブは焦っていた。
村のために、村が生き延びるように、彼は毎日海と戦っていた。荒れ狂う波間を抜け、魚をとった。
スティーブはみなしごオーフェンと出会っていた。
オーフェンは飢えていた。父も母もない。
スティーブの持って帰ってくる魚の地面に零したのを拾って食べるのである。スティーブは悲しんだ。漁師だけの力だけでは村を豊かにしていくことはできない。航海の安全、大漁を願う身とすれば、生贄の儀は欠かせないものだった。だから、うちの娘が選ばれたときも、俺は涙をのんで受け入れたのだ”
クローディアはエドガーを憎んでいた。
こんな悪しき習慣はやめにしなければいけない。
そのことを一身に考え、巫女としての務めを果たしてきた。
エドガーは悔いていた。なぜ、こんなことになってしまったのだろう。やめる手立てはないのだろうか。
しかしながら、今更生贄の儀をやめるわけにはいかない。前回の儀は失敗した。それによって村はある意味ではとてつもなく窮地に追い込まれることになった。
政を行うことのむずかしさがそこにはあった。
漁は不作になり、人々は飢えた。オーフェンの両親を奪ったのも、この飢饉によるものだった。人々の心は荒れ、生贄になるべきだった娘二人を探し出せ、と連日暴動がおこるほどだった。
生贄の儀を失敗すると、エドガーの教会もどうなるかわからない。信仰を失った神ほど弱いものはない。
クローディアの回避をエドガーは巧みに受け入れた。クローディアを巫女として一生務めることを条件に、神聖なる神仏を復活させたのだった。しかし、この手に二度目はない。生贄の儀が次も失敗するようならば、必ずや教会は機能しなくなり、不安に陥った村人を抑える手段は尽きてしまう。
ネロはパトラッシュの親友だった。
パトラッシュは人狼と呼ばれている。
飢饉の災害が出たときから生きているからである。
そのため、大量の死者が出た中で生き残ったのは死んだ人の肉をくって生きながらえたのだ、と村人は決めつけた。
ネロは抗議する。
「パトラッシュはそんなことしない!」
「じゃあ、なぜ生きている。人でさえ空腹で死んだというのに!」
「かじられた跡もあったぞ!」
「ネズミだよ!」
「やつは人狼だ!人狼パトラッシュ」
パトラッシュおいで、僕のそばにいな。お前は悪くない。そんなことをするはずがないよね?
ネロはパトラッシュを抱きかかえた。
>>202シャロンさん
もちろんですよ!ナターシャさんが、悪口言うわけありませんから。
>>204スティーヴさん
これがタコ…ですか。初めてみます。頂きますね。
>>205
あ、ワンちゃん!ちゃんと拭かないと風邪ひいちゃいますよ!(パトラッシュのあとを追いかける)
オーフェンはみてしまった。
自分の両親が”どうして死んだのか”を。
それは確かに空腹状態だったのかもしれない。
しかし、”真実は一つであると決まっているわけではない”
あんなおぞましい光景を人に言ったところで、果たして信じてもらえるだろうか。
オーフェンは未だに口にすることができずにいる。
そっと、オーフェンはパトラッシュに流し目を使う。
ナターシャは恋をした。
とある村人に。
死んではいけない。死にたくない。
ナターシャは心の底から誓った。
”なんとしてでも、生贄はロザリーに引き受けてもらわなくてはいけない”
ナターシャはそのためならば、どんないけないことでもするつもりだった。
ナターシャは今日も、ロザリーと親友である。
村には遺跡があり、海があり、温泉がわき、泉がある。
村には不思議と水の力が宿っている。
遺跡は泉や温泉を丁寧にいきわたらせるような構図になっていた。昔の人々はいかに、この水の豊かな地を活用しようかと考えていたのだ。クローディアも所詮、村の外を知らない人間だった。マイルズや、シャロンが遺跡の重要さに気が付くことになる。
秘湯でした・・・熊と猿しかいませんでしたねぇ。なに混浴だなんて期待は微塵もしてませんでしたよ、えぇ。パトラッシュ、ありがとう。獣風呂、いい体験でした。
おぉスティーブ、貴方の漁師料理が毎晩楽しみですよ。売ったら儲かりそうな立派なタコですね。
普段はクールなシャロンが食べ物を見ると興奮するのも愉快です。
こんばんは。
…盛り上がっているようだな。
さて、先に告げておこう。
私は25日に時が進む方が有り難いのだが、貴方がたが拒むのならば従おう。私一人に決定権は無いからな。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新